下痢は液体状の排便が頻繁に続くことをいいます。吐き気やおう吐を伴う場合には胃腸炎の可能性があります。

原因

間違った食生活やライフスタイルが消化不良を招き、その結果、液体状の便となります。冷たい物、乾燥した物、古い物、軽い物の食べ過ぎは腸内のヴァータを増悪させ、ヴァータ性の下痢を引き起こします。熱い物、辛味の物、スパイシーな物、脂っこい物、酸っぱい物、塩分が強い物の食べ過ぎは腸内のピッタを増悪させ、ピッタ性の下痢を引き起こします。一方、重い物、脂っこい物、甘い物、密度の濃い物の食べ過ぎは腸内のカファを増悪させ、カファ性の下痢を引き起こします。食習慣が乱れたときにもドーシャは増悪します。さらに、間食、前の食事で食べたものが消化されないうちに次の食事をすること、食べ合わせが悪い物を食べること、十分に調理されていない物を食べることも下痢につながります。汚れた水、アルコール、水分の摂りすぎも腸内の水の要素を増やします。また、恐れ、怒り、ストレス、悲しみなどの心理的な要因によっても下痢は起きます。寄生虫も考えられます。

食事とライフスタイル

アーマ(体内毒素)の蓄積による下痢の場合には、2-3日断食するとアーマがなくなります。脱水を防ぐために水分の補給を怠ってはなりません。下痢の間は消化しやすい軽い食事をしましょう。バナナ、ご飯、スープ、粥、ムング豆(挽き割り緑豆)などを食べることをお勧めします。ひどい下痢の間は体も心も休息が必要です。脂っこい物、揚げ物、重い食品はカファとアーマを増やすので避けましょう。辛い物、冷たい物も控えるべきです。

ホームレメディー

  • りんごを皮つきのまま摩り下ろし、ゆっくり食べる。
  • サイリウムハスク小さじ3-4杯、ヨーグルト100㏄程度、塩一つまみを混ぜて、一日3回食べる。
  • ナガコショウパウダー小さじ1とジンジャーパウダー小さじ1を混ぜ、少量の水を加えてペースト状にする。それを水カップ2杯に入れ、水の量が1/4になるまで煎じる。これを一日2-3回飲む。
  • アジュワンパウダー小さじ1/4、ジンジャーパウダー小さじ1/4、黒コショウ小さじ1/4、ナガコショウ小さじ1/4を水カップ2杯に入れて、水の量が1/4になるまで煎じる。これに塩一つまみを加えたものを一日2回飲む。
  • バターミルク(塩味のラッシー)にローストしたクミンシード小さじ1/4を加えて昼食後に飲む。