月経異常には無月経、月経の遅れ、月経過多などいろいろな症状がみられます。

原因

月経異常の原因は、酸味、塩味、辛味の食べ物の摂りすぎ、重い物、発酵食品の食べ過ぎ、脂肪分の多い家畜の食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、消化不良、胃のなかの食べ物が消化されないうちに新たな物を食べることなどが考えられます。さらに、過度な性交渉、過度な運動、体力低下、トラウマ、昼寝なども月経異常の要因となります。悲しみ、怒り、過度な欲望、不安感といったネガティブな感情も月経異常を悪化させます。

アーユルヴェーダの見方

アーユルヴェーダでは、間違った食生活と消化不良が月経異常の主な要因と考えられています。未消化物から毒素が発生します。毒素は血液に乗って深部の組織や体内チャネル(スロータス)に運ばれ、詰まりや停滞を起こします。その結果、ヴァータドーシャと血液組織(ラクタダートゥ)が増悪します。完全にスロータスが詰まった場合には無月経を起こす可能性があります。増悪したヴァータが、経血を運ぶスロータスに不健康な血液を送りこんだ場合には、月経過多になる可能性があります。

月経異常に対してアーユルヴェーダにはさまざまな治療方法があります。月経異常のタイプに合わせて、滋養する生薬、強壮作用のある生薬、細胞を若返らせる生薬を処方します。月経異常を根本から治すためには、オイルマッサージ、瞑想、ヨガも治療として組み入れます。月経は女性の体内から老廃物や毒素を排泄する働きをするので、月経異常を改善することは大切です。毒素を体内に放置しておくと、詰まりや停滞はさらに深刻になります。

食事とライフスタイル

  • 上記の病因を断つように努める。
  • 身体的および心理的ストレスを避ける。
  • 生理中、脚を高くして寝る。
  • コーヒー、紅茶などのカフェイン含有飲料、冷たい飲み物を避ける。代わりに、ミントティーなど冷性の飲み物をぬるい温度で飲む。

 ホームレメディー

  • ミントの絞り汁とはちみつを同量混ぜる。生理が始まる1週間くらい前からこれを一日2回食べる。
  • ハイビスカスティーを飲む。