クローブ

 

クローブは東洋で最も古くから使われ、最も価値のあるスパイスのひとつです。アーユルヴェーダの代表的な古典教本であるチャラカ・サムヒターはクローブを「天国の花」あるいは「天国の香り」と賞賛しています。

味(ラサ) 辛味、苦味
質(グナ) 軽性、油性
効能(ヴィールヤ)
消化後の味(ヴィパーカ) 辛味
鎮静化するドーシャ カファ、ピッタ
薬用に使用する部位 乾燥させた花のつぼみ、つぼみから抽出したオイル
作用 刺激作用、去痰作用、駆風作用、鎮静作用、催淫作用
適応症 風邪、せき、喘息、消化不良、歯痛、吐き気、喉頭炎、咽頭炎、低血圧、インポテンツなど

芳香族のクローブは駆風作用にすぐれ、消化器系のひりひりする痛みの緩和によく用いられます。吐き気、おなかのガス、消化不良には粉末にしたり浸剤にして用います。クローブオイルには抗酸化作用にすぐれたオイゲノールが豊富に含まれており、最近の医学界でもクローブに含まれるオイゲノールの薬効に関心が集まっています。

ホームレメディー

喘息

クローブオイル4−5滴、ハチミツ大さじ1杯、つぶしたニンニク一片を混ぜ合わせ、就寝前に食べる。

口臭

1日2回、クローブを1−2個噛む。

発熱

小鍋につぶしたクローブ3個、カルダモン2個、アニスシード大さじ2杯、バジルの葉6−7枚、シナモン小さじ1杯を入れ、水2カップを注いで火にかける。水の量が半分になるまで弱火で加熱する。この煎じた液を1日2回飲む。

消化不良・むかつき

クローブ小さじ2杯を油でいため、カップ1杯の沸騰した湯にいれて30分おく。1日3−4回、この浸剤を小さじ1杯ずつ飲む。

歯茎やのどの痛み

  • クローブの浸剤でうがいする。
  • クローブを3−4個噛む

ピッタの増加による胃の不調

氷砂糖にクローブオイルを2−3滴垂らして食べる。

カファの増加による頭の重さ

クローブ2−3個をよくつぶし、ジンジャーパウダー小さじ半杯と混ぜ合わせたものを鼻や額に塗る。