驚異の花粉症改善力、デトックス効果も

春先に現れる国民病と言えば花粉症でしょう。春には外気に水が増え、それに伴って体内にも水がたまりやすくなります。その結果、肺から上の部分にカファが蓄積します。消化力も弱まります。そうした季節にスギやヒノキの花粉が飛散することにより、これがアレルゲンとして花粉症が発症しやすくなります。

花粉症を持っている人はクスリを飲んだりして苦労しているようですが、カファの原理を知っていれば、クスリに頼らず花粉症の症状を緩和することができます。花粉症はカファ性疾患です。だから花粉症を改善するためにはカファを減らし、消化力を改善し、免疫力を高める必要があります。

カファを減らす味の一つは辛味です。辛味のスパイスを摂ればいいのです。代表的な辛味のスパイスはショウガ、黒コショウ、そしてナガコショウです。この3つの辛味のスパイスの総称を「トリカトゥ」といいます。

トリカトゥ

この3つのスパイスを同量混ぜたものがトリカトゥです。1日2回、小さじ1/2杯のトリカトゥにはちみつを混ぜて摂ります。鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの花粉症の症状が驚くほど緩和します。

これらのスパイスがどうして花粉症に効果があるのでしょうか。辛味のスパイスはカファを減らすからです。

辛味の食品は体内の余分な脂肪分、水分を排泄する効果もあります。ウェイトコントロールやデトックスにも適しています。その場合も1日2回、小さじ1/2杯のトリカトゥにはちみつを混ぜて摂ります。

ショウガ

ショウガは抗炎症作用にすぐれ、消化力を高めます(ディーパナ)。さらに毒素(アーマ)を消化し、焼きつくし、中立化する作用(パーチャナ)もあります。免疫力を高め、ガン細胞を死滅させる効果もあると言われるほど万能ハーブです。

黒コショウ

体液循環を刺激して冷え性を改善します。毒素の排出を促すので、肥満防止の働きもあります。さらに、新しい血液細胞の形成を促進します。加温作用と殺菌消毒作用により感染症を予防します。身体を強壮するので、免疫力強化につながります。

ナガコショウ

血流量を増加させて体の表面温度を高くするため、発汗作用があり、新陳代謝を促進させる働きがあります。水分代謝が改善するためカファが減少し、カファ性疾患である花粉症を緩和すると考えられます。カファを若返らせるラサーヤナ(若返り効果のある植物)と考えられています。

 

花粉症の改善には食事の改善も大切です。

控えるべき食べ物:
お肉、揚げ物、脂っこいもの、乳製品(ヨーグルト、チーズ)、加工食品、缶詰、冷たい食べ物・飲み物、甘い物、すっぱい物、塩味の強い物

積極的に摂るべき食べ物:
温かい物、消化しやすい物、苦い物、辛い物、渋い物、油分と水分の少ない物、野菜、精製していない小麦、雑穀、そば

<注記>
トリカトゥは強力な温性食品であるため、体内の火の要素が強いピッタ体質やピッタが増悪している人には向きません。発疹などが現れる可能性があります。ご自分がピッタ体質でないかどうかをご確認の上でご使用ください。